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ホームインスペクションは必要ない? 重要性とは

最近では、中古物件をリフォームして入居するスタイルが人気を得ており、ホームインスペクションを検討されている方も多くなりました。新築の場合、保証制度もあり必要ないと言われていますが、新築であっても不具合や欠陥が見つかるケースが多いのも事実です。一方で診断を受けたものの「異常なし」の判断であり、無駄な出費となってしまったと考える方も多いですが、ホームインスペクションは“安心”を買う為のものであり、住宅を購入する際に、どこを重要視すべきかの判断が必要になります。

新築ならホームインスペクションは不要!?

ホームインスペクションの重要性について

新築であっても、ホームインスペクション(住宅診断)は重要であると言えます。

新築で家を建てる場合、ホームメーカーや不動産会社によっては“必要ないです”と言われる場合があります。

その理由として、数年間の住宅保証、もしくは“第三者機関を利用して住宅検査を行っている”といった事から、必要性を求められていません。

ですが、新築であっても不具合が見つかっている事も事実であり、中古物件と比べて経年劣化は無いものの、施工ミスが完全に0ゼロであるとは限りません。

ホームインスペクションは、建築工事を進めていく段階で、住宅診断士が複数回に分けて診断していきますが、新築であっても2019年~2020年の間でおよそ8割の不具合が見つかっているという報告があります。

大手メーカーであっても、施工ミスが全く無いとは言い切れず、言ってしまえば“家を建てた後では、中の状態は分からない”という事になります。

入居後に、欠陥が見つかった場合、保証の対象外の可能性もあり、また売主側や不動産会社が非を認めるとは限りません。

入居後の破損なのかが判断がつかず、あいまいになってしまう事も事実です。

よって、ホームインスペクション(住宅診断)は、トラブルを事前に防げるという目的もあるので、重要であると言えます。

また、住宅診断を申し込む際のタイミングも重要となりますので、後ほど詳しくお伝えしていきます。

中古物件のリスク

中古物件の場合は、なるべく行ったほうが良いです。

最近では、中古物件をリフォームして入居される方も多く、低予算で自分好みの家に住める事から人気を得ています。

ですが、素人の目では住宅の傷み具合や、耐用年数(寿命)は分からず、購入費用は抑える事が出来ても修繕に高額の費用が掛かる場合もあります。

リフォーム専門の業者さんと以前お話する機会があったのですが、その方たちが中古物件を内見する際に、シロアリの羽が落ちていたら素人でも分かり易いものの、柱の中や屋根裏の中に潜んでいる場合も多く、雨漏りの原因につながるそうです。

また、シロアリは近隣から飛んでくる可能性もあり、近隣の状況確認もされていると話していました。

購入前に住宅の欠陥部分を把握しておくと、予想外の出費を抑える事が出来ます。

住宅診断によって、耐震診断やシロアリ検査もして頂けるので中古物件をご購入の際は、なるべく行う事をおすすめします。

最適なタイミングはいつ?

ベストなタイミングは購入前

ホームインスペクションを依頼するタイミングとして、購入前、申し込み時に行うのがベストです。

入居後に見つかった不具合は、責任の所在があいまいになりやすく、それなりに時間も要する為、精神的にも負担が掛かります。

また、建築工事の際に見つかった不具合においては、修繕後に引き渡しとなる為、安心して入居する事が出来ます。

中古物件の場合では、購入前に行う事で売主側に修繕を依頼したり、値下げ交渉を依頼する事も可能なので、最適なタイミングとしては、購入前をおすすめします。

実際にあった不具合

新築でも施工ミスがゼロとは言い切れない

ここでは、入居後実際に起こった不具合や、ホームインスペクションを利用した際に見つかった不具合についてお伝えしていきます。

中古物件を購入の際に、事前に住宅診断を受け、家の重心が中心からずれていた事が判明し、ひずみが起こりやすくなっており、柱を太くして重心が中心に来るようにリフォームされたという意見もありました。

また、新築においても、床下点検の際に水たまりが見つかり、すでにカビの繁殖が見られたケースもあります。

ユニットバスの天井点検を行った際には、換気扇ダクトの付け忘れが見つかり、浴室から流れる蒸気が天井裏に溜まりカビが無数に発生していたケースもありました。

このように、天井裏や床下は、家を建てた後では分かりません。

新築であっても建築ミスが限りなくゼロであるとは言えないのです。

住宅診断をしっかり検討し、素敵な住宅を!

ホームインスペクションは、例えば売主側の診断結果では「異常なし」であっても、買主側が依頼した業者では「異常あり」と判断されるケースもあり、以来する業者や住宅診断士によっても意見は異なるとの事です。

この事からホームインスペクションは“必要である”という意見と“不要である”という意見が分かれる要因になっていると思われます。

依頼する際の業者の見極めも重要であり、あくまでも“住宅の状態を知る”という目的であると認識しておくといいでしょう。

もちろん、費用は掛かったものの異常なしだったケースがあるのも事実です。

住宅診断をしっかりと検討し、安心して暮らせる素敵な住宅を目指しましょう。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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