未経験分野に転職したいと思ってはいるが、未経験だと採用が難しいのではないか、
志望動機も説得力に欠けてしまう、そんな風に思ってしまいますよね。
しかしコツをおさえたり注意点に気を付けることで、勝負できる志望動機を書くことができます。
大事なポイントは企業が求めているものと自分のスキルのマッチングです。
いまの自分が持ち合わせているスキルをしっかりと整理し把握することで、
未経験分野であっても意外とマッチするスキルが見つかると思います。
その他にも欠かせないコツや注意点をご紹介していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
担当者の目にとまる志望動機の書き方のコツ4つ!
1 志望動機をとにかく明確に
未経験分野へ転職する場合、志望動機を明確に書くことが重要です。
志望動機を明確にしましょう!は、よく耳にする言葉ですよね。
そこで明確にする具体的な書き方は
「なぜ未経験分野なのにこの職種、この企業なのか」
「今までにこういった経験があるから志望した」
「その経験を活かして、入社後にはこういったことに取り組みたい」
など、この企業だからこそ応募したということが伝わるようにはっきりと書きましょう。
入社後のビジョンを書くと、より一層志望に対する熱量が伝わりやすいです。
またどうしても明確化できないということは、転職先を考え直すきっかけにもなるので
そういった意味でも明確にすることは欠かすことのできないポイントです。
2 転職先が求めている経験やスキルを把握しマッチさせる
ExcelやWord、PowerPointは多くの企業や職種で使っています。
これまでの仕事で培ってきたPCスキルは未経験の分野でも即活用することができるので
ぜひアピールするポイントにしましょう。
ただアピールするだけでなく、転職先が求めているものとマッチさせて書くことが大切です。
例えば新入社員へのオリエンテーション時にPowerPointを用いて実施し、大変分かりやすいと評価を得たことは営業時のプレゼン資料作りにも活かせるといったように、転職先の職種にも応用できることをアピールしましょう。
3 未経験分野で働くために必要なスキルを補う努力をしているアピール
未経験分野へ挑戦する場合、どうしても不足しているスキルがあるのは仕方がない事です。
仕方のないことをそのままで終わらせるのではなく、スキルを補うために現在勉強中であることや業界の研究をしていることなどをアピールしましょう。
未経験分野へチャレンジするにあたっての積極性を打ち出すことで印象もグンとよくなります。
4 熱意+今後のビジョンを書く
志望動機を書くにあたり、熱意をアピールするのは当然ですが、それだけで採用されるほど甘くはありません。
入社後に取り組みたいこと、その取り組みたいことはこの企業でないとできないといったことを具体的に書き、アピールすることが大切です。採用側に、入社後は活躍を期待してもらえるように書きましょう。
そもそも未経験分野でも採用される人って?
転職先が求める人物像とマッチしている人
未経験分野であっても、企業が求める人物像とマッチしていれば採用されます。
そのためには、まずは企業が求めている人物像を正確に把握すること、把握するためにはその企業や業界のリサーチを行うことが必要です。
次にそのリサーチをもとに自分自身にもマッチする箇所があるかを考えます。
そうすると、完全に一致していなくてもアピールの仕方次第で転職先が求める人物像に近付けます。
自分はこの企業にとってふさわしい人物であることをうまくアピールしましょう。
未経験分野でもその企業に応用できる経験やスキルがある人
応用できるスキルの代表と言えばPCスキルですが、基本的な部分で言えばWordやExcel、PowerPointが該当します。
PCの基本的な操作が可能であれば未経験分野でも活躍できることがあるので、自分自身のスキルを振り返り、何が応用できるか考えてみましょう。
社会人としての基礎的なマナーがある人
言うまでもありませんが、社会人としての最低限のマナーは必要で、身に付いていることが大前提です。
営業の経験や取引先へのプレゼン、新人教育に携わっていたことは、最低限の社会人マナーが身に付いていることの証にもなるので、ぜひアピールしましょう。
志望動機を書く時に意外とやってしまいそうな注意点
志望動機には待遇を入れないようにする
実際のところ、待遇や条件の良さに惹かれて志望することもあるかと思いますが、
志望動機には書かないように注意しましょう。
さらに待遇や条件が整っている企業があったら、転職する可能性があるのではないかというイメージをもたれてしまう可能性があるからです。
待遇や条件はその企業の特色ではないので、それについては触れない方がいいでしょう。
面接と応募書類の志望動機は同じにする
面接のときに応募書類と同じ内容を言っていいのだろうか?と不安に思うことがあるかと思いますが、
応募書類に記載されている志望動機と面接で話す志望動機の内容が異なっていては、むしろ一貫性に欠けてしまうので、内容は変わらないように気を付けましょう。
面接で志望動機を話す時間は短いので、応募書類に書かれている内容をコンパクトにし話すのがいいです。
ポイントを押さえ、採用まで頑張ろう
今回は未経験分野へ転職する際の志望動機についてお話しました。
未経験分野への転職は一見難しそうに感じますが、今回お話ししたように前職とリンクする点は意外にもあるかと思います。
リンクしている点は強みになり、していない点はデメリットのまま置いておくのではなく、補うための努力をすることでアピールにつなげることができます。
アピール次第でいろんなものを武器にすることができるので、きちんとポイントを押さえて採用まで頑張りましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。