子供も大人も楽しむことができる工場見学。しかも、楽しむだけではなく学んだり、より商品を身近に感じることができ、人気のお出かけスポットとなっています。
しかし、工場見学は平日のみの場所も多く、なかなか家族で出かけるには難しいことも・・・。せっかくなら、休みの日にゆっくりと工場見学がしたいですよね。
今回は、土日でも行けて無料で工場見学を楽しめるスポットを調べてみました。ぜひ参考にしていただけたらと思います。
①土屋鞄製造所 西新井本店
東京都足立区にある、土屋鞄製造所。土屋鞄は職人によって一つずつ手作りされたランドセルが人気を集めている革製品の老舗メーカーです。中でも西新井本店では、ランドセルが手作業で作られている様子を見ることができます。
工房内では、ランドセルのパーツがたくさん並んでおり、それらを組み合わせてランドセルが作られていきます。革の香りに包まれながら、ミシンの音に耳を傾ける・・・そんな貴重な体験ができます。職人の手で作られていくランドセルは、子供にとって6年間の大切な相棒となることでしょう。昔ランドセルを使っていた大人にとっても、感慨深い光景になりそうですね。
現在、新型コロナウイルスの感染予防のため、工房見学は休止されています。しかし、「どこでも社会科見学」として、動画で工場見学ができるようになっています。実際の見学に近い体験がになるよう、「学習シート」がダウンロードできるようになっていますので、ぜひ活用してくださいね。
また、西新井本店の店内ではランドセルだけではなく、鞄や小物といったレザーアイテムも販売されています。職人の手によって作られた革製品をその目で見て、お気に入りを見つけてみてはいかがでしょう。
②オギノパン 本社工場直売店
神奈川県相模原市にある、「オギノパン」の本社工場直売店。ここでは、給食用のパンが作られる過程を無料で見学することができます。
専用通路を通りながら生地作りから焼きたてが出てくるところまで、まさに最初から最後までを見ることができます。
ベルトコンベアに載せられて運ばれていく様子は圧巻です。成形の過程では、人の手でパン生地を作りたいパンの形に整えていきます。オギノパンではコッペパンだけではなく、あんパンなども作られており、この過程であんパンの餡を包んだりしているそうです。
成形されたパン生地はその後も流れていき、1時間で約4000個も焼けるトンネル状の大型オーブンから出てくる様子や、スパイラルコンベアと呼ばれる、大きならせん状のコンベアに載せられ粗熱をとっていく様子は見物です。
工場見学だけではなく、パン教室も開催されています。おとなのパン教室では、材料から作っていくため、家でも作れるようになりますよ。やさしいパン教室では、生地はあらかじめ作られており、成形を体験することができるため、子供でも楽しむことができますね。
※現在は新型コロナウイルス感染予防のため、休止中です。
また、併設された直売店では焼きたてパンだけではなく、神奈川県フードバトルで2年連続金賞をとったあげぱんも販売されています。あげぱんはフライヤーがない店舗では販売されていないため、ぜひ食べてみてはいかがでしょう。
③横浜博覧館 横浜おやつfactory ベビースターランド
神奈川県横浜市、横浜中華街大通りに建つ「横浜博覧館」。テーマ型ショッピングセンターとなっており、横浜おやつfactory ベビースターランドは2階にあります。ここでは大人気おやつである、ベビースターの製造過程をガラス越しに見学することができます。
大きなブロック状の麺の固まりを高温の油であげ、専用の機械でカットされて容器に入れられます。揚げる前の大きな白い麺の固まりはここでしか見れない、迫力満点の光景です!
できたてのベビースターは、広いイートインスペースで食べることができます。できたてならではの、香ばしくカリッとしたベビースターラーメンをぜひ味わってみてください。
他にもベビースターランドでは、ここでしか買えない中華街限定商品や限定グッズなども販売されており、お土産に買って帰るのもいいですね。
横浜博覧館ではベビースターランドの他にも、1階に「横浜博覧館マーケット」という中華街最大級の規模である横浜土産のセレクトショップがあります。3階屋上には開放的なガーデンテラスがあり、隠れ家カフェや足湯もあります。「幸せを呼ぶ銅鑼」を鳴らして運気アップを狙うのも楽しいですね。
※足湯は新型コロナウイルス感染対策のため、現在休止中となっています。
まとめ
今回は東京周辺で、工場見学ができるスポットを紹介しました。どこも入場無料で、土日でも行ける場所となっています。ベビースターラーメンやあげぱんなど、できたてホヤホヤをおいしく楽しめるのはここだけです!
大人も子供も楽しめる場所となっていますので、ぜひお子様と一緒に行ってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。