最近ますます肌寒くなってきて、冬の準備を始めた方も多いのでは無いでしょうか。その中でもお歳暮をどうしようか迷われている方も多いかと思います。お歳暮を贈る際のマナーや、最適な期間を知りたいという方に読んで頂けたらと思います。お歳暮は12月13日~12月20日までが最適だと言われていますが、最近では地域によって多少前後するのが特徴です。では、地域ごとに詳しくお伝えしていきます。
お歳暮を送る時期
関東へ送る場合
関東へお歳暮を贈る最適な時期は12月初旬~12月31日までが最適とされています。
最近では、11月のうちにお歳暮の準備を始めて、11月末に発送される方も多くなっています。
関東ではデパートや百貨店などでは早いうちから商品を展開しており「早期割引」などキャンペーンを開催しているお店も増えたことが影響していると考えられています。
早い分にはマナーとして問題ありませんが生鮮食品など、お正月に向けて贈る場合は、12月末あたりに贈る方が喜ばれるかと思います。
関西へ送る場合
関西へ贈る場合は12月13日~12月31日頃が最適です。
12月13日からはお正月の準備が始まる日「正月事始めの日」と言われており、年末に向けての準備を始めるご家庭も増えてくる時期です。
年末年始を地方や海外で過ごすご家庭もいらっしゃるかもしれませんので、生鮮食品でなければ早めに贈っておく方が良いかと思います。
その他、地域へ送る場合
北海道、東北、東海、中国、四国、九州は12月13日~12月20日だと言われています。
12月20日から、クリスマスや年末年始に向けてバタバタと慌ただしくなる時期なので、12月20日までに贈るのが良いとされています。
沖縄へ送る場合
沖縄だと、12月初旬~12月25日までと言われています。
お歳暮を贈る地域によっては期間が異なりますが、沖縄が一番長い期間となっています。
他地域へ送る場合は、期間に注意しておくと良いでしょう。
お歳暮の選び方
どんな人に向けて贈る?
贈る相手は、普段からお世話になっている方や、これからもお世話になる方へ向けて贈ります。
1年を通して感謝の気持ちを伝える贈り物となりますので、期間内に届くようにマナーを心掛けましょう。
一般的なお歳暮の相場
一般的に3,000円~5,000円を目安に選ばれる方が多いようです。
お中元とお歳暮どちらも贈る場合は、お中元の値段よりも、お歳暮は少し高い品物にされる方がマナーとされています。
お中元は一年の中間で贈るものですが、お歳暮は一年全体を通しての感謝となりますので、お中元よりも多少金額が高いものが選ばれるようです。
何を贈ったらいい?
贈り物を選ぶ際に、何を贈ったらいいのか迷われる方も多いのではないでしょうか。
相手の好みを把握出来ている方であれば多少選びやすくはなりますが、大切なのは「日頃の相手への感謝の気持ち」を伝えることです。
アルコールを好む方なのか、アレルギーの有無など、分からない方へ贈る場合は生活必需品なども喜ばれるかと思います。
高価なものはタブー
あまり高価なものは相手に気を使わせてしまいます。
今年、とてもお世話になった方であれば高くても一万円ほどが相場とされています。
あまり高価なものだと相手を困らせてしまう恐れもありますので、ある程度「相場」を参考に選ばれる方が良いかと思います。
お歳暮を贈り逃してしまった場合は
年明けに贈ることも可能
年末にかけて年賀状やクリスマス、仕事も繁忙期になってくると、ついお歳暮を贈り逃してしまったという方もいらっしゃるかと思います。
その場合は、贈る品の、のしの表書きを「御年賀」に変えて年明けに届けると良いと言われています。
「御年賀」を贈る場合、関東と関西でも期間が多少異なるようです。
関東へ「御年賀」を贈る時期
関東の場合は、1月7日までにのし紙の表書きを「御年賀」に変えて品物を手配しましょう。
関東の場合は年明けの仕事はじめまでに、贈るのがマナーとされています。
関西へ「御年賀」を贈る時期
関西へ「御年賀」を送る場合は、関東と少し異なり1月15日までに贈るのが良いと言われています。
関西は少し期間が長いので、関東へ「御年賀」を贈る際は期間に注意しておく必要がありそうです。
「寒中見舞い」として贈るのも良い
もし、1月15日も間に合わなかった場合でも大丈夫です。
その場合は「寒中見舞い」として贈ると良いですよ(^^♪
「寒中見舞い」は例えば“年賀状のお返事”や“喪中で年賀状を出せない時”に「代用」として出すものです。
もしもお歳暮を「寒中見舞い」として贈る場合は、2月4日までには届くように手配すると良いです。
お歳暮は日頃お世話になっている人への感謝の気持ちを贈る日本独自の文化
お中元は中国由来と言われていますが、お歳暮は日本独自の文化となっています。
はじめは、12月13日~12月20日がお歳暮の最適な時期と言われていたのが、時代の流れもあり、日本人らしく相手への配慮から地域によって前後するようになりました。
贈る時期やマナー、贈る品物に注意しつつ感謝の気持ちを伝えましょう(^^*)
また、お歳暮も一度限りでは無く毎年贈り続けるのがマナーと言われていますので、あまり高価なものでは無く、ご自分予算も検討しながら贈ると良いですよ♪
早く届く分にはマナーに問題ありませんので、生鮮食品以外であれば、早くから手配しておくことをおすすめします。
相手に喜んで貰えるような素敵な物が見つかると良いですね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。