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七五三のお祝い。ふさわしい食べ物は何?オススメ料理を紹介!

11月15日は七五三の日です。
素敵な衣装を着て、家族で写真を撮った思い出がある人も多いかと思いますが、
七五三にはその日にちなんだ食べ物や料理があります。

親となり、いざ自分の子どもが七五三を迎えるに当たって、
どんな食べ物や料理を用意するのか迷うと思います。

一般的に七五三と言えば千歳飴ですが、それ以外にも縁起が良い食べ物とされているエビや鯛を使った料理を準備します。また、七五三の主役はお子様なので、お子様がよろこぶメニューを準備することも大切です。

この記事では、七五三にふさわしい食材やそれらを使ったメニューをご紹介します。
お子様の晴れの日のお祝いにぜひ参考にしてみて下さい。

七五三の行事食は?

第1章内容

1年の中には様々な行事があります。
「行事食」とよばれる、その行事にちなんだ食べ物があり、
お正月はおせち料理、端午の節句は柏餅、土用の丑の日はうなぎを食べるように
七五三では「千歳飴」が行事食です。

粘り気のある飴の性質や細長い形状には、長く粘り強く生きるという願いが込められており、
七五三のお祝いをしたお子様が手に持っているのをよく見かけますね。

多少の地域差はありますが、一般的なサイズは長さ1m以内、太さ1.5㎝以内です。

参拝する神社でもらえたり、ネット通販を利用して手に入ります。
最近では専門店からいろいろなフレーバーも出ており、お子様にとっても選ぶ楽しみがあります。

七五三では千歳飴以外は特に決まった行事食は無いので、ほかに食べるものとしては
お祝いに相応しい縁起が良いものを食べます。

七五三のお祝いにふさわしい食べ物5つ

第2章内容1

次に縁起が良い食べ物をご紹介いたします。

「赤飯」
お祝い事の食事と言えばまず赤飯が浮かぶ人も多いのではないでしょうか。
赤飯は赤い色をしたご飯ですが、その赤は悪霊や邪気を払う色と言われており、
お祝いの日に赤飯を食べるのは魔除けの意味が込められています。

「お寿司」
マグロの赤や鯛の白、たまごの黄色などで色鮮やかに彩られているお寿司は、お祝いの席でもよく登場しますね。
ちらし寿司、にぎり寿司、巻き寿司、どれもお祝いの雰囲気を盛り上げてくれます。
特にちらし寿司と巻き寿司は海鮮の食材以外にも野菜やたまごも一緒に食べられるので栄養面でも優秀です。

「鯛の尾頭付き」
ド定番とも言われる鯛。おめで鯛という語呂から来ており、お祝いには欠かせない食材です。
語呂が良いだけでなく、長生きする魚なので健康のシンボルともされています。
見た目も豪華で華やかなので、お祝いの日にはピッタリの食べ物ですね。
骨が大きく尖っているので、小さなお子様や骨を避けて食べるのが苦手なお子様には
刺身にして食べやすくするのもひとつです。

「えび」
鯛と同じくらい縁起の良い食材で選ばれるえび。
えびは、ひげが長く腰の曲がっている老人のような姿から「長寿」が連想され、長生きの象徴とされています。
また、焼いたり茹でたりすると赤くなり、赤飯と同様に魔除けの赤色をしていることからもお祝い事にふさわしいとされています。お刺身や揚げ物、汁物に入れたり様々なメニューに使用できます。

「紅白なます」
にんじんを紅、大根を白とし、紅白の水引に見立てられている紅白なます。
細切りにし、お酢で和えたサッパリとした味の食べ物です。
美しい彩りをしているので、おせち料理やお食い初めなど七五三の料理以外でも取り入れられることが多いです。
お寿司や鯛の塩焼きなど、主役級のお祝いメニューが並ぶ中、紅白なますのサッパリした味が絶妙な箸休めの役目をしてくれます。

七五三をお家でお祝い!こどもに人気のおすすめメニュー5つ

第3章内容1

「ちらし寿司、手巻き寿司、手まり寿司」
彩が鮮やかな具材をふんだんに使用されたちらし寿司や手巻き寿司は、七五三のお祝いメニューにピッタリです。
マグロやエビ、いくら、たまご、キュウリなど栄養があり子どもにも好まれやすい食材を一度に食べることでき、テーブルも華やかにしてくれます。
ちらし寿司や手巻き寿司でも十分に美しいですが、より写真映えを狙うなら、毬のようにコロンとした形が可愛らしい「手まり寿司」もおすすめです。
作り方はラップの上に具材とすし飯を置き、丸いおにぎりを作る要領で丸めるだけで完成です。
作り方はとても簡単なので、お子様と一緒に作ってもいい思い出になりますね。

「エビフライ」
長寿の象徴であるエビを使った子どもに人気のメニューです。
エビフライさえあれば、どのお子様も大喜び間違いなし!というほど人気のメニューですね。
縁起の良さとお子様からの人気を考えて、欠かすことはできません。

「ハンバーグ」
お子様に人気の定番メニューであるハンバーグ。コーンやにんじんのグラッセなど黄色やオレンジ色の野菜を添えると見た目も豪華でお祝いらしくなります。

「茶碗蒸し」
プリンのような食感で、しいたけやかまぼこ、銀杏を入れると一緒にいろんな栄養も摂れる茶碗蒸し。
メインのお寿司にも合う優しい味わいで、電子レンジを使うととても簡単に作れます。
鯛の尾頭付きを食べるのがまた難しいお子様には、茶碗蒸しに鯛の切り身を入れることで豪華さや風味が
一段とアップします。

「千歳飴のアレンジレシピ」
千歳飴はとても長いので全部はなかなか食べきれず残ってしまうこともあります。
千歳飴をアレンジさせた食べ方もあり、お子様と一緒に作って楽しむことができます。

ここではとても簡単に作れる千歳飴プリンをご紹介いたします。
材料、作り方は以下をご参照ください。

【材料】
・千歳飴30g
・牛乳300ml
・ゼラチン5g

【作り方】
1、千歳飴を袋に入れて叩いて細かくする
2、鍋に小さくした千歳飴と牛乳を入れて火にかけて溶かす
3、溶けたら火を止めてゼラチンを入れてかき混ぜる
4、粗熱を取って容器に入れ、冷蔵庫で冷やし固めたら完成

第3章内容2

自宅で簡単にできる七五三メニューをご紹介しましたが、当日は参拝や写真撮影など意外と時間に追われ、
家族の人数が多いと準備もより一層大変です。
そんな時には外食を利用するのもひとつです。

お祝いメニューが用意されているお店もあるので、普段はあまり行かないお店へ行き、
家族みんなで食事をしてもとてもいい思い出になりますね。

事前に計画して、楽しい七五三を

今回は七五三のお祝いにふさわしい食べ物やメニューをご紹介しました。

鯛や赤飯といったお祝いの定番の食べ物はもちろんのこと、お子様が大好きなお寿司やエビフライ、ハンバーグも加えるとお子様も喜んでくれること間違いなしです。

前もって準備をしていても、家族の人数や状況によってはどうしても慌ただしくなります。
そんな場合は無理をせず、家族みんなで外食をし、お祝いすることも最高の思い出になりますね。

お子様の健やかな成長を祝う七五三。
家族にとっても素敵な日にできるように、事前から計画を立てることが大切です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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