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自転車でヘルメット着用義務!知らないといけない内容

現在の道路交通法では、13歳未満の子供に対して、
自転車を使用する際、ヘルメットの着用が努力義務とされています。
しかし2023年4月より、その該当者となる範囲が
「自転車に乗る全ての人」に広がります。

対象が拡大した背景には何があったのでしょうか。
また、4月以降、私たちは何に注意が必要でしょうか。

一緒に調べてみましょう。

自転車でヘルメット着用が努力義務に

2023年4月より年齢に関わらず、自転車に乗る全ての人に対し、
ヘルメットの着用が努力義務となりました。

今までの道路交通法では、13歳未満の子供に対し、
保護者が着けるよう心がけることとされていました。

今回の法令変更の背景には、全国的に自転車の利用者が増える一方で、
自転車による交通事故も増加していることがあるようです。

また、法令上、他の人を自分自身が運転する自転車に同乗させる場合も、
ヘルメットを被るよう心がけなければならないとされています。

ヘルメットの着用は努力義務のため、
被っていなくても罪に問われることはありませんが、
今後は、大人も子供もヘルメットを着けることで
自転車による事故の被害を抑えていきたいと考えているのでしょう。

自転車でヘルメット着用になった経緯とは

警視庁の発表によると、東京で起きている交通事故全体の件数は
過去20年で減少傾向であり、2021年には約2万7000件程度と
5年前と比較して、おおよそで4800件少なくなっているとしています。

しかし、自転車が関係する事故は多い状況が続いており、
2021年は約1万2000件と5年間で1600件ほど増加し、
交通事故全体における割合は増え続けています。

また、警視庁では、2017年~2021年までに起きた自転車事故では、
ヘルメットを着けていなかった場合が、着けていた場合と比べ
致死率が2.2倍以上に増加したとしています。

東京だけではなく、全国でも自転車での事故が起きており、
安全を守るため、改正道路交通法の関連する法令が
2022年12月20日、閣議において決定され、2023年4月1日より
年齢に関わらず、自転車利用者の全てにヘルメットの着用が
努力義務化されることになりました。

自転車事故対策のこれまでとこれから

自転車による事故を巡り、2015年に改正道路交通法が施行され、
信号無視や通行区分違反、飲酒運転など、特に危険な違反のことを「危険行為」として
定め、3年以内に2回以上取り締まりを受けた人や、事故を起こした人には、
講習の受講が義務づけられていました。

しかし、こういった対策をとる一方で、
東京都内では自転車による事故が今なお高い状態となっています。

実際に、今回の法令が発表された際、SNS上では
ヘルメット着用に対する反響もある一方で、
自転車に乗る人たちへの不満も多く載せられています。

「自転車でヘルメット被るって、安全性のためという点では納得するけど、
そもそも逆走だの信号無視だの、道交法違反がまかり通ってる現状を何とかしてほしいとか、
自転車レーンの整備と路駐車の排除とかの基盤部分を
どうにかしてくれとかある」

「誰も守らない努力義務の前に、逆走、夜間無灯火、一時不停止をする者に
罰金の義務化をしてほしい」

といった、そもそも自転車のモラルの欠けた行為に対する意見が
多く挙げられました。

道路交通法上では自転車の位置づけとして
「軽車両」に定められています。
自身や周囲の安全を守るために、
交通ルールを守るモラルが求められています。

この問題に対し、警視庁は今までよりも踏み込んだ対策を始めています。
特に危険な事故に繋がる恐れのある信号無視や一時不停止といった
悪質な違反については、これまで罰則とならない「警告」とされていましたが、
10月31日より、刑事罰の対象となる交通切符、所謂「赤切符」を
交付して検挙するといった対策を行っています。

今後、警視庁では交通量が多い駅前や主要道路といった
自転車事故の危険性が特に高い場所を中心に、
全国的に取り締まりを強化していく方針となっています。

こういった全国的な動きに先駆け、
私たち自身も、改めて自転車使用に関するルールを見直し、
自分で身を守るためにヘルメット着用をしていきたいですね。

〈h2〉ヘルメットっていくらくらい?〈/h2〉

ヘルメット着用に関して、
「自分の身が守れるから、大賛成」という意見もある一方で、
「格好悪いから自転車乗るのやめた」
「髪をセットした後では抵抗がある」
といった声が多いのも事実です。

そういった中で、自分らしさを表現するファッションの一部として
様々な種類のヘルメットが発売されています。

普通の、所謂ヘルメットタイプのものだと
安いもので1.500~1,800円程度で買うことができます。

そのほかにも、カジュアルな自転車用ヘルメットとして
キャップタイプ(帽子型)のような
オシャレで日常的に使いやすいものもあります。

例えば、自転車用ヘルメットの国内トップシェアであるオージーケーカブトでは、
キャップタイプの「LIBERO」やハットタイプの「SICURE」といった
商品を販売しており、「LIBERO」では、重さ315gと軽量で、
価格は税込み9,680円となっています。

自分の好みにあったヘルメットを見つけ出すのも
楽しいですね。

まとめ

今回の記事では、2023年4月より変更される
自転車に乗る際のヘルメット着用努力義務について調べてみました。

今までは13歳未満に限定されていたヘルメット着用ですが、
今後は全ての人が対象となるため、私たちの日常に変化が出てきます。

しかし、その背景には自転車事故の高止まりや死亡事故の多さ、
さらには、自転車事故に繋がる、自転車運転時のモラルの低下が
ありました。

自分自身の身の安全を確保するためにも
私たちはヘルメットを使用しながら
しっかりと交通ルールを守っていきましょう。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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